昨晩テレビのドキュメンタリーで、「認知症の第一人者が認知症になった」という、長谷川式認知症スケールを作成した長谷川先生ご自身が認知症になったことを放送していました。
認知症患者側の見方や捉え方、考え方をしっかりと表現されたのは初めてではないでしょうか。長谷川先生だからこそできたのだと思います。非常に心が揺さぶられました。
鍼灸師として介護施設で勤務したこともあり、そこで感じていた色々なことを思い出しました。あれから20年近く経っても答えは出ていないようでした(嫌味ではなく、正しい答えが出せるような問題ではないのでしょう)。
当院では認知症や脳血管障害に対する施術を謳っています。今までも真摯な気持ちで施術を行ってきたつもりでしたが、改めて気を引き締めていきたいと思いました。